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ギャラリーTOMは、視覚障害者が彫刻に触って鑑賞できる場所として村山亜土(故)・治江によって1984年に創設された私立の小さな美術館。ギャラリーTOMの創設者の一人である村山亜土は、独創的な美術家である村山知義を父に、叙情性豊かな童話作家である籌子を母に生まれました。村山亜土自身も児童劇作家として知られています。「ТОМ」という名称は大正時代のダダイストのグループ『マヴォ』の代表的なアーティストとして知られた村山知義の署名のロゴからとったものです。
村山亜土・治江夫妻が、視覚障害者 だった長男・錬の「ぼくたち盲人もロダンを見る権利がある」という言葉につき動かされ、1984年に「視覚障害者のための手で見るギャラリー」として開設した私設美術館です。
それ以来、TOUCH ME ART、触れられるアートというコンセプトで視覚障害者が彫刻に触って美術体験をできる施設として機能してきました。視覚障害者の美術鑑賞の場として視覚障害者も晴眼者も同じように体験ができるような先駆的で実験的な方向を求めています。
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ご来館いただいた方々に「都会の縁側」として、親しんでいただきたいと思っております。
美術館やギャラリーは、静かにご鑑賞いただくべきなのでしょうが、ここギャラリーТОМのスタッフは、お客様とお話するのが大好きです。ご質問やご要望など、どんどんスタッフにお声がけください。
ギャラリーTOM
NPO法人視覚障害者芸術活動推進委員会