2004年10月2日(土)〜11月28日(日)

10:30-17:30 月曜休館(10月11日は開館)
一般600円/小中学生200円/視覚障害者及び付添者300円

○お話=石井厚生(彫刻家)・10月23日(土)17:30〜(1000円)

 ズビネック・セカールは、1923年にプラハで生まれ、青春期にナチス・ドイツにより強制収容所に収監された経験があり、その信条ゆえに1969年に故国チェコを離れ、1970年に隣国の首都ウィーンで亡命生活を余儀なくされました。異国で生涯を閉じた彫刻家です。
 そうした異例の体験は、彼の造形思考に強く影響を及ぼし、彫刻史に類例のない優れた彫刻を生み出す要因になったものと思われます。
 彼の彫刻は、1997年のプラハでの大回顧展によって、大々的に復権いたしましたが、奇しくも同じ年にギャラリーTOMは、彫刻家ズビネック・セカールの作品を紹介する日本で初めての展覧会を開催しました(加藤昭男氏との二人展「やさしいやさしい動物たち」)。
 以来、ギャラリーTOMは、セカールの彫刻世界を紹介するために、2001年、2002年と二回にわたり展覧会を行い、今回で四回目を迎えることになりました。
 今回は、ブロンズはもとより、木製の箱、アサンブラージュ(寄せ集め)など前二回の展覧会をしのぐ多様な作品を展示することができました。それぞれ素材は異なりますが、堅固な形態のなかに潜む柔らかな感性が作品を創りあげています。
 もの言わぬそれらの作品が、皆さまに語りかける沈黙の言葉を静かにお聴きとりくだされば幸いと存じます。


ズビネック・セカール作品集(ТOMにて販売しています)


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